中国科学院傘下のスパコン大手・中科曙光が中心となり、複数の川上・川下企業や科学研究院(所)、有名大学を中核機関と共同設立する国家先進計算産業革新センターが25日、国家発展改革委員会の批准を経て中科曙光天津産業基地内で着工された。新華社が伝えた。
計算技術の革新が新たな加速の時期に入るにつれ、E級計算、スマート計算、脳模倣計算、量子計算などを始めとする先進的な計算理念とモデルが次々と登場している。各国が重点的に展開する戦略的要衝として、先進計算プラットフォームは、各国が新たな科学技術革命と産業の変革を掌握するための重要な切り口になっている。
中科曙光の歴軍総裁によると、革新センターは技術の研究開発、人材、資金、成果転化、運営、サービスなどを一体化させる科学技術革新公共サービスプラットフォームだ。竣工後は専門分野の各級革新研究開発プラットフォームと重点的に連結し、先進計算分野の中核技術の突破を立脚点とし、中国の情報産業が直面しているボトルネックを解消し、国際的な競争力を持つ産業クラスターと地域経済を育成する。情報技術産業の革新駆動型発展、サイバー強国の建設の確かな基礎を築く。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年12月26日
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