米国のカーター元大統領は18日、アトランタで開催された「中米国交樹立40周年記念ならびに第7回カーターセンター中米関係シンポジウム」でスピーチを行い、「米中国交樹立は40年間、両国の繁栄と地域の平和・安定に貢献してきた」と述べた。新華社が伝えた。
カーター氏は「1979年の正式な米中国交樹立以降、両国がより速くより良い経済成長を実現しただけでなく、東アジア地域もそれまでの戦乱と衝突から平和と安定へと向かった」と述べた。
崔天凱駐米大使はスピーチで「40年前にわれわれを共に歩ませることにしたものは共通の利益と責任であり、今日中米関係を引き続き前向きに発展させているのも、依然として共通の利益と責任だ」と指摘。「両国民と世界各国の人々は、われわれが人類共通の利益のためにさらに大きな貢献をすることを期待している。現在は過去のいかなる時にも増して、中米が手を携えて共に歩むことが必要とされている」と述べた。
崔大使は同時に「台湾問題は中米関係における最も重要で敏感な問題だ。『一つの中国』政策と中米間の3つの共同コミュニケの基本原則は依然として両国関係の政治的な基礎だ」と強調した。
シンポジウムは米国カーターセンター、中国人民対外友好協会、中国社会科学院米国研究所が主催し、中米両国の著名な専門家、学者、各界の代表約200人が出席した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年1月21日
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