北京冬季五輪組織委員会と国家電網公司が30日、契約式を開いた。それによると、北京2022冬季オリンピック・パラリンピック会場はグリーン電力を採用する。これは五輪史上初となる。科技日報が伝えた。
双方の契約は、北京冬季五輪の電力保障作業が段階的な成果を収めたことを意味する。北京市と河北省の第1陣の冬季五輪会場が、市場化グリーン電力購入資格を取得した。
北京冬季五輪組織委員会執行副主席を務める張建東北京市副市長は、「冬季五輪会場でのグリーン電力の使用は、グリーンな五輪開催の理念を実現し、招致の際の約束を守るための具体的な措置だ。この措置は冬季五輪の模範的効果を十分に発揮し、北京市や張家口市などの都市におけるグリーンエネルギーの広範な使用を推進し、都市と地域の高品質発展に貢献し、より多くの冬季五輪遺産を創り、多くの人々に利益をもたらすだろう」と述べた。
会場グリーン電力取引の代理業者である国家電網公司の辛保安社長は、「国家電網は力強いスマートグリッドと電力IoTの建設を加速し、北京冬季五輪の給電の安全性・信頼性・グリーンを全力で保障する」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年2月1日
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