〇就活で最も重視するポイントは「個人の価値実現」
「良い仕事の基準」はもはや「給与の多さや自宅から近い」ではなく「自分の価値実現」に
多くの大学卒業生は、数年前から、西部や基層での就職という道を選択し始めたことは、注目に値する。2018年度の北京エリアの大学(科学研究機関を含む)卒業生のうち、西部で就職した人は計1万4827人、全就職者の9.2%を占めた。基層で就職した人は計2万4663人(15.3%)に達した。江蘇省の2018年度大学卒業生のうち、基層で就職した人は33万8千人、全就職者の62.1%に上った。
智聯招聘の調査研究報告によると、2018年、具体的な就活プロセスにおいて大学生が最も重視したポイントは、「個人の価値実現」だった。「90後」と「95後」にとって、「良い仕事」の核心的な基準は、「給与が多く、職場が自宅から近い」ではなく、「職場において自己の価値を実現できると同意に、仕事と自分の好きなことがマッチしている」こととなっている。
具体的に見ると、今年の新卒生のうち、「個人の価値実現」を選んだ人は、「給与」と答えた人の約2倍に達した。今年の卒業生のうち、就活時に最も重要視したポイントについて、「仕事は、個人の価値を実現するための重要な構成要素である」とした人は41.7%に達し、26.97%が「仕事は、自分の好きなこととマッチしていなければならない。楽しく仕事をすることが最も重要」とした。一方、「仕事は生計を立てる手段に過ぎない。給与が最も重要」と答えた人は23.19%だった。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年2月15日
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