中国人の食生活には野菜と果物が不足がち

1日当たりの目安は野菜500グラムと果物250グラム

人民網日本語版 2019年05月14日10:12

5月12日から18日は中国の全国民に栄養摂取を呼び掛ける「全民栄養週間」。関連調査データによると、2012年、中国都市・農村部住民1人の1日あたりの平均野菜摂取量は269.4グラムで、2002年に比べ全体的に減少した。特に、農村部住民の摂取量は29.5グラム減少した。また、都市部住民1人の1日あたり平均果物摂取量は40.7グラムと、かなり低レベルだった。新華網が伝えた。

今年の「全民栄養週間」のテーマは、「合理的な食事、野菜・果物の毎日摂取、あなたも私も健康に」だ。中国栄養学会の馬冠生副理事長は、「毎回の食事で野菜を摂取し、毎日果物を食べるように心がけ、1人あたり1日野菜500グラムと果物250グラムを摂取すべきだ」とアドバイスしている。

中国栄養学会の楊月欣理事長は、「野菜と果物は人体に日々必要なビタミン・ミネラル・食物繊維・フィトケミカルなどの栄養素を提供してくれる。野菜の摂取が不足すると、高血圧・循環器系疾患・ガンなどの発病率や死亡率が上昇する恐れがある」と指摘した。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年5月14日

  

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