経済が急成長するにつれて、その深刻なストレスと残業の多さが都市部で暮らす現代人にとって目に見えた問題となってきている。こうした状況が長引けば、心身ともに疲れ果ててしまう。そんな時、ぼんやりすることで、ストレス解消と情緒の調節を促すことができる。工人日報が伝えた。
◆ぼんやりするのに最適なタイミングは?
各人の仕事と生活のリズム、そしてニーズによっていつでもどこでもぼんやりするとよい。例えば残業が続き疲れている時は、適度に手を止め休憩し、瞑想ししばらくリラックスする。心身の緊張を和らげれば、その後の作業をよりスムーズに進めることができる。
生活リズムが速い人は、隙間時間を利用してぼんやりするとよい。地下鉄や飛行機、あるいはその他の交通ツールを利用中の時間や、ある仕事が終わった後、あるいは2つの仕事の間の隙間時間などを利用できる。しかし運転中に赤信号で停車していたり、列に並んでいる場合は危険なので避けなければならない。
◆ぼんやりするのに最適な姿勢は?
姿勢は自由で、頭を背もたれに寄せたり、腕で支えるとより良い。頭や首の筋肉が弛緩した方が、十分なリラックス効果を得られる。ぼんやりする時に直ちにリラックスできなければ、暖かく快適なビーチなどリラックスできて楽しくなれるシーンを思い浮かべ、深呼吸、特に腹式呼吸をするとよい。
◆健康的な生活理念「5125」とは?
国家衛生健康委員会疾病予防控制局、国家衛生健康委員会宣伝司、中国健康教育センター、中華全国新聞工作者協会は先ほど共同発起した「中国健康知識伝播奨励計画」プロジェクトの中で、初めて「5125」という健康的な生活理念を打ち出した。
毎日ぼんやりする時間を5分間作る。
毎日1時間運動し、1種類の運動テクニックをマスターし、1つのスポーツサークルに加わる。
新しい「中国住民食事指南」の提案によると、毎日12種類以上の食べ物を摂取し、毎週25種類以上の食べ物を摂取することで、食の多様化を実現する。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年5月23日