新技術で「三廃」の排出量を3割カット

人民網日本語版 2019年05月29日13:29

中北大学材料学院の趙宇宏教授は28日、「我々が開発したアルミ・マグネシウム合金複合押出鋳造新技術は、省エネ及び排出削減効果が顕著だ。従来の技術と比べると、製品の合格率が95%以上に上がっており、生産期間が3分の1以上短縮される。供給先の製品のエネルギー消費量を約40%節約し、物資の消費量を22%減らす。『三廃』(排ガス、廃水、固体廃棄物)を30%カットする 」と取材に話した。科技日報が伝えた。

趙氏は「『野菜炒め式実験』とは、実験室で大規模な製造を試み、その中から「偶然」に新材料及びその製造方法を見つけることだ。大規模な実験になり、時間がかかり、高コストだ」と述べた。

趙氏の科学研究チームは、マルチスケール合金設計・液体成形設備及び工法最適化の技術開発を展開し、産学研提携先と共に研究開発に取り組んだ。多機能液体成形設備「SHP34-500A」、アルミ・マグネシウム合金複合押出鋳造技術、工法最適化システムを開発した。新製品開発の期間を大幅に短縮し、エネルギーと物資の消費量を減らし、製品の合格率と総合性能を高めた。独自の知的財産権を持つ革新的成果を創出した。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年5月29日

  

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