端午節を前に「酸っぱいちまき」登場 今度は山西「老陳酢」風味

人民網日本語版 2019年06月06日15:40

端午節(端午の節句、今年は6月7日)が近づき、ちまきの販売がピークを迎えている。端午節にちまきを作るのは中国の民間に伝わる伝統習慣だ。近年、市場には干しブドウやナツメ、豚肉、牛肉などユニークな具を入れた多種多様なちまきが出回っている。「ちまきは甘くあるべきか、それともしょっぱくあるべきか」についての論争も、よく中国南方地域と北方地域のネットユーザーの間に巻き起こっている。今年、こういった論争に新しいメンバーが加わった。それは山西省が打ち出した「老陳酢(熟成酢)風味」の「酸っぱい」ちまきだ。中国新聞網が伝えた。

「老陳酢風味」のちまきには、3年間熟成させた酸度6度の熟成酢に半月ほど漬けたナツメが入っている。伝統的な作り方で包んでから約3時間煮込んだ後、ようやく「老陳酢風味」のちまきが出来上がる。

製造元のスタッフによると、山西省の人々はお酢を好むため、今年はお酢に漬けたナツメ入りのちまきを打ち出してみようと考えたのだという。このようにして作られたちまきにはお酢の酸っぱさもナツメの甘さもあり、またもち米の美味しさもよりいっそう引き立っている。

老陳酢風味のちまきを味わったある顧客は、「お酢に漬けたナツメは普通のナツメと異なり、酸っぱくて甘く、もち米もとてもおいしい。家族みんな大好きで、すでに何回も買った」と語った。

「人民網日本語版」2019年6月6日

  

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