しかし最後に、周さんがあきらめようとした時、ある英国の出版社が「パンダTubbyの世界旅行」と「パンダTubbyの北極探検」を試しに出版してみようと言ってくれ、周さんを大いに喜ばせた。「彼らはパンダのキャラクターがとても好きだと言ってくれた。それからはメールでやりとりした。彼らはコンピューターで編集や組版をし、ゲラを作って見せてくれた」。
何度もやりとりと修正を繰り返し、2017年1月、「パンダTubbyの世界旅行」「パンダTubbyの北極探検」の2冊の絵本が英国で出版され、いくつもの欧州の児童ブックフェアで展示された。1年後、中英2ヶ国語版の絵本が中国国内でも正式に出版された。

子供たちから人気の2冊の絵本(写真提供・取材対象者)。

絵本の作者の周笠さん(撮影・何佳欣)。
この間の経緯を周さんは今も楽しい気持ちで回想する。「当時、あれほどの熱意がどこから湧いてきたのか自分でも分からない。でもとても達成感がある!」と周さんは語った。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年6月17日
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