照明をつけたまま寝る女性は肥満の恐れ 米研究

人民網日本語版 2019年06月15日09:33

よく食べ運動を疎かにするほか、夜寝る時に照明をつけたまま寝ることで太る可能性がある。米国の新たな研究によると、夜寝る時に部屋の照明もしくはテレビをつけたまま寝ることで、女性の体重が増加する可能性があるという。新華社が伝えた。

米国医師会の医学誌「JAMAインターナル・メディシン」に10日掲載されたこの研究は、人工的な照明と体重の間に関係が存在することを明らかにした。

アメリカ国立衛生研究所の科学研究者は、35−74歳の女性4万3722人のアンケート調査を行った。これらの回答者は夜は働かず、妊娠しておらず、がんや心血管疾患などの罹患歴を持たなかった。彼女たちは夜寝る時に照明を消すか、常夜灯をつけるか、部屋の外で照明がついているか、部屋の中で照明もしくはテレビをつけるかを選択した。また自分の体重、身長、ウエスト、ヒップ、BMI指数を記入した。

研究者は彼女たちの約5年前の健康データと比較し、部屋の中で照明もしくはテレビをつけるとした場合、体重が5キロ以上増えた人の割合が17%上がることに気づいた。部屋の外の照明の体重増減への影響は弱い。常夜灯は体重の増減との間に関係性を持たない。

研究者は「人類は進化により明るい日中、暗い夜の自然環境に適応している。夜に人工的な光を浴びるとホルモンバランスや生理的なリズムが変わり、肥満などの健康リスクが増加する」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年6月15日

  

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