ゴミ分別では上海の人より上を行くクレヨンしんちゃんやコナン (3)

人民網日本語版 2019年07月19日09:25

日本のやり方はさらにスゴい。「スパイダーマン」や「スーパーマン」といった2次元キャラに扮したコスプレ愛好者たちが、NGOが呼び掛けたゴミ拾い活動に参加して東京の街のゴミを拾っているのだ。

未来に関わることばかりであるためか、ゴミ分別に関してはどの国でも児童教育を重視している。

英国では子供たちにアニメでゴミ分別について学ばせることが流行しており、米国やオーストラリアの子供たちは幼稚園に入ったその日に集団でゴミ回収場所に見学に行く。ベルギーの子供たちは年齢別に教育を受けており、幼稚園では童話を足掛かりにして分別を学び、中学校では分別の理由と方法だけにとどまらず、ゴミ分別センターの従業員や政府責任者、包装材料メーカーなどの立場に分かれてディベートを行い、ゴミ分別管理について考えさせている。

ソーシャルメディアでもゴミ分別に関する盛り上がりが続いている。ゴミ分別自体の意義を否定する人はいない。しかし、ほぼゼロからスタートし、長い期間にわたって努力を続けなければならないことを考えると、ゴミ分別に対する意欲の中にも戸惑いの気持ちがにじむ。

「クレヨンしんちゃん」で、しんちゃんは例のあの舌足らずな口調で「これからはゴミ分別の時代だ。練習してゴミの分別に慣れるゾ」と言っている。

もしかしたら、これこそが決定的な結びの一言かもしれない。(編集AK)

「人民網日本語版」2019年7月19日

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