中国航天科技集団有限公司第一研究院が明らかにしたところによると、同研究院が開発を担当するキャリアロケット「長征2号丙」が北京時間26日午前11時57分、西昌衛星発射センターで発射され、衛星3基の同時打ち上げに成功し、またロケットの第1段の落下地点を正確にコントロールできた。人民網が伝えた。
同日午後1時40分、同ロケットの第1段の残骸が、貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州で無事に見つかった。落下地点は設定エリア内で、中国のロケットとしては初の「グリッドフィン分離体落下地点安全制御技術」試験が成功した。今回の成功により、中国は米国に続き2番目に同技術を確立した国になり、再利用可能なロケットに向け確かな一歩を踏み出した。
同ロケット副チーフデザイナーの崔照雲氏は取材に対し、「これまで中国の有人ロケットCZ-2Fに使用されていたグリッドフィンは開かれると固定され動かなかった。海外のロケットはここ数年になってようやく、揺れ動くことのできるグリッドフィンでロケットの方向と姿勢をコントロールできるようになった。今回の試験で中国は初めてグリッドフィンを使い、残骸の落下地点のコントロールを試みた」と説明した。
「中・大型である同ロケットの落下地点のコントロールは、小型ロケットよりも難易度がはるかに高い。しかし革新駆動発展により、この「不惑の歳」に近い「長征2号丙」ロケットはさらに大きな活力を放っている」と崔氏。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年7月30日
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