阿里魚は以前、「永遠の桃花~三生三世~」と「旅かえる」などの関連グッズプロジェクトに参加したほか、傘下のクラウドファンディング・プラットフォームで塞凡科幻空間と中影営銷が共同製作したSF映画「さまよえる地球」に出てくる惑星エンジンや輸送車のレプリカといった関連グッズを発売した。王氏は、「ハリウッド映画は全体的にレベルが高く、一連の著作権を備え、関連グッズ開発の計画と管理はより専門的で規範化されており、ライセンス所有者からの信頼も厚く、協力を展開する際には従うべきルールがちゃんとある」と指摘した。
映画ファンの多くがネットで哪吒グッズについて語る時、「応援したいがなかなか手に入らない」と嘆く。「哪吒の周辺グッズを買うのは、新鮮さや楽しさを味わいたいからで、10日も半月も待っている間に、トレンドは終わってしまう」という。
王氏は、「今や、中国は誰かのために代理加工をする世界の工場にはとどまらない。成功した関連グッズは文化娯楽コンテンツとうまく結びついているもので、『爆発的人気グッズの誕生=適切なキャラクター+細やかなブランド設計+創意工夫を凝らしたデザイン』だ。キャラクターグッズの分野で、工業製造、ブランド創造、オリジナルデザインなどの各能力を十分に発揮させようと思えば、ライセンス協力のリスクをできるだけ低下させ、協力パートナーの積極性と主体性を発揮させることが必要だ」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年8月14日