第2回国際輸入博 世界中の新製品が中国でお披露目

人民網日本語版 2019年08月09日10:01

ガラスにホログラムを投影する透明投影フィルム、第1回中国国際輸入博覧会で大人気だった平削りフライス盤「牡牛座」の姉妹版「双子座」、「ニーズに応じた印刷」のソリューション、「無人倉庫」……。8日に行われた第2回中国国際輸入博覧会の設備展示ブロックの事前需給マッチング会には、世界中の企業が参加し、まもなく中国で発表する科学技術新製品の「予告」を行い、中国経済の質の高い発展の中で新たなチャンスを見いだそうとしていた。新華社が伝えた。

設備展示ブロックは専門性が高く、需給双方が何度も交渉して初めて契約がまとまるというケースが多く、事前のマッチングがとりわけ重要になる。会場では、世界中の出展企業と中国全国のバイヤー200人あまりが心にかなう協力パートナーを見つけよう積極的に動き、熱の入った商談を繰り広げた。

第1回輸入博で最も大きな展示品で、最終的に長江デルタ地域の民間企業が購入した「牡牛座」は今でも注目の的だ。今回のマッチング会での様子からみて、姉妹版「双子座」は第2回輸入博の勢いに乗って、初めて欧州に進出するとともに、中国でもお披露目ショーを行うことになると予想される。

富士フィルム(中国)投資有限公司の武富博信社長の説明によると、「当社は昨年の第1回輸入博で非常に多くの収穫を得たため、展示ブロックを昨年の300平方メートルから400平方メートルに拡大すると決定したとともに、11月の第2回輸入博では曇り止めフィルムを中国で初めてお披露目する計画だ。第1回博覧会の当社展示台に来た来場者は1万人を超え、当社の予想を大幅に上回った。しかもこの来場者の中には真剣な調達の意向をもっていたり調達の権限をもっていたりする企業の中上層部が大勢いて、当社にとって非常にうれしいことだった」という。

第1回博覧会は取引・調達で豊富な成果を上げ、年度ベースでは、成約見込み額は578億3千万ドル(1ドルは約106.0円)に上り、このうちスマート・ハイエンド設備展示ブロックでの成約見込み額は164億6千万ドルで、最も活発な取引が行われた展示ブロックの一つとなった。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年8月9日

  

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