中国では旧暦の12月に入ると、春節(旧正月、今年は1月25日)ムードがますます高まってくる。そして、春節の1週間前となる旧暦12月23日になると、中国各地はほぼ「春節カウントダウン」モードに入り、人々は地元の風習に基づいて、春節の準備を始め、忙しくなっていく。人民網ではそんな春節までの中国の年越しに関する風習を1日に一つずつ紹介していく。
中国の伝統文化では、新年が明けてから数日は火を使って食事を作ってはいけなかった。そのため、旧暦12月29日に、たくさんの饅頭(中国式蒸しパン)を作って春節に備えた。饅頭をうまく「蒸す」ことができると、新年もその「蒸気」のように、上に向かって発展できるという願いも込められている。
「人民網日本語版」2020年1月21日