「12306」(中国鉄道顧客サービスセンター)が高速鉄道車両へのフードデリバリーの注文・配達のサービスを始めて以来、「新興の職業」である高速鉄道フード配達員がフードデリバリーという大きな舞台に登場した。高速鉄道駅オンライン・フード注文の全国第一陣試行対象駅となった南昌西駅では、1日あたりのフード配達数が増え続けている。春運(春節<旧正月、今年は1月25日>期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)に入ってからは注文数がさらに急増し、現在は毎日約1500~1700食を高速鉄道車両の乗客にデリバリーしている。春運のピークには注文数がさらに増えると予想され、春節後の1日あたり注文数は2千食を超えるとみられている。
「速い、正確、安定」が配達員への基本的要求であり、配達員たちにとって最大の挑戦相手は時間。高速鉄道駅での列車の停車時間は3分しかない上、配達の間違いは許されないからだ。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年1月23日