湖北省武漢市インターネット情報弁公室は6日、微博(ウェイボー)の公式アカウントで、「中華人民共和国伝染病防治法」および「武漢市新型コロナウイルス感染予防・抑制暫定弁法」の関連規定および国・省・市による関連業務上の要求に基づき、武漢市で同日から全市民を対象とした体温測定モニタリングを展開する」ことを発表した。人民網が伝えた。
また武漢市衛生健康委員会は関連する市民からの質問に対し、以下のような回答を行っている。
Q:全市民を対象とした体温測定モニタリングを実施する理由は?
A:発熱は、新型コロナウイルス肺炎の主な症状の一つ。全市民を対象とした体温測定モニタリングは、全面的な検査によって、ウイルス感染ルートを根本から徹底的に断ち切り、感染拡大を抑制し、市民一人一人と家族の健康そして社会全体の健康を保障することを目的としている。
Q:全市民を対象とした体温測定モニタリングは、具体的にどのように実施されるのか?
A:実施開始日より、各コミュニティを基礎単位として、訪問検査と自己検査・報告を組み合わせたスタイルで実施。自宅に体温計がある世帯は、基本的に自己検査・報告を行い、体温が正常範囲内であれば、電話や微信(WeChat)で報告してもらう。体温に異常が見られた場合は、コミュニティに報告し、その後担当者が訪問調査を実施する。報告の頻度は1日1回以上とし、住民の日常生活に大きな影響は与えないはずだ。
Q:コミュニティ内で発熱した住民が見つかった場合、どのような処置を行うのか?
A:コミュニティが患者を直ちにコミュニティ衛生サービスセンターに移し、スクリーニング診断を実施。診断の結果にもとづき、「感染が確認された患者」、「感染が疑われる患者」、「その他通常の発熱患者」、「濃厚接触者」という患者のタイプ別に、病院での集中治療もしくは集中隔離・医学的観察を実施する。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年2月7日
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