中国女子バレーも出場予定だったバレーボールの東京五輪テスト大会が中止に

人民網日本語版 2020年03月19日16:02

東京五輪組織委員会は16日、新型コロナウイルスの感染リスクを考慮し、4月21日から26 日に東京の有明アリーナで開催予定だった東京五輪バレーボールテスト大会を中止すると発表した。新華社が報じた。

組織委は、「日本バレーボール協会から、新型コロナウイルスの感染リスクを考慮し、東京五輪テスト大会を中止するという内容の通知を受け取った」と説明した。

組織委は、「安全を確保した上で、同じ日程内で何らかの形でテストは実施したい。どのようなテストを行うか、国際オリンピック委員会(IOC)や国際バレーボール連盟などの関係団体と相談し検討している」としている。

そして、声明の最後に、「組織委は、IOCや国内外の関係機関と緊密に連携し、安全で安心な2020五輪大会開催に向けて準備を進める」とした。

新型コロナウイルス感染拡大を受け、「パラクライミング日本選手権2020」や「ジャパンパラ大会」、「ジャパンパラ車いすラグビー競技大会」など、東京オリンピック・パラリンピックの予選やテストなどを兼ねたイベントが中止になったり、無観客での開催に変更になったりしている。

東京オリンピック・パラリンピックでバレーボールなどの競技会場になる有明アリーナは、2月2日に完成披露式が行われ、東京五輪テスト大会はそこで初めて開かれるバレーボールの国際大会となるはずだった。女子では日本のほか、中国やタイ、台湾地区が招かれ、総当たりで対戦する予定だった。 (編集KN)

「人民網日本語版」2020年3月19日

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