今月19日午前8時頃、湖北省荊門市の長距離バスターミナルで、同市東宝区曾坡村から来た陳波さんは、身分証明書と健康コードを提示し、体温測定を受けた後、深センに向かうバスに乗った。同バスは深センに向かう荊門市籍の出稼ぎ労働者294人を乗せる第3陣の専用バスだ。同市は、出稼ぎ労働者が、勤務地に戻ることができるよう「ポイント・ツー・ポイント、ワンストップ」サービスを打ち出し、無料の専用バスを手配している。荊門市はこれまでにもすでに2回にわたって出稼ぎ労働者358人を上海市や広東省、江蘇省、浙江省などに戻れるよう手配した。人民日報が報じた。
「ポイント・ツー・ポイント、ワンストップ」サービスは、湖北省が出稼ぎ労働者が勤務地に戻ることができるよう打ち出した専用ルート。武漢市以外の各地域が、チャーターバスやチャーター列車などを用意して、労働者が勤務先のある地域に戻れるよう支援している。
湖北省は、「ポイント・ツー・ポイント、ワンストップ」サービスで手配される車両に対して、消毒剤やマスク、サーモガンなどを用意するほか、体調不良者が出た場合、隔離観察できるエリアを設置するよう指示している。また、他の省に向かう遠距離のチャーターバスに対しては、運転手2人制にし、途中で乗客が乗り降りすることがないよう指示している。その他、乗車率は最大50%で、乗客乗員は体温測定後に乗車し、自宅を出た後、乗車し、下車して直接工場などに行く「クローズド・ループ式管理」を実施しなければならない。
湖北省は、出稼ぎ労働者が多い省で、毎年約600万人が他の省で働いている。関連当局の統計によると、今月20日の時点で、湖北省の出稼ぎ労働者約12万人が湖北省を離れて、勤務地に戻った。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年3月24日
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