18日午後7時34分、湖北省恩施に戸籍がある出稼ぎ労働者547人を乗せた専用列車D658号が、予定通り浙江省紹興市に到着した。これは、今年に入り全国で初めて、湖北を出発した出稼ぎ労働者専用列車となった。人民日報が伝えた。
紹興市人力資源・社会保障局の黄奇凡局長は、「分析・比較の結果、紹興市は『湖北籍労働者雇用受け入れマップ』を制定し、潜江・恩施・咸寧など新型コロナウイルス感染リスクが中度・低度の地方を『出稼ぎ労働者雇用受け入れ重点地』に指定し、そのうち恩施を第一陣の雇用受け入れ地に決定した」と紹介した。
湖北省恩施トゥチャ族ミャオ族自治州(恩施州)公共就業・人材サービス局の陶文勝局長は、「浙江省や広東省、福建省など恩施州出身者の雇用がかなり集中している省との連携をこれからさらに強化し、防疫・安全の確保を前提として、出稼ぎ労働者専用列車による『点と点』を結ぶ輸送回数を増やし、出稼ぎ労働者の雇用受け入れ先へのルートをよりスムーズにしていく」との方針を示した。
専用列車が駅に到着した後、出稼ぎ労働者は集中隔離場所に統一して搬送され、14日間に及ぶ医学的観察を受ける。隔離期間中にかかる費用は、紹興市政府が負担する。紹興市はこれまでに、湖北省潜江市、荊州市江陵県と紹興を結ぶ「出稼ぎ労働者専用バス」8台を手配・運行し、出稼ぎ労働者159人を紹興市に輸送している。恩施-紹興専用列車によって紹興に移動した人を加えると、計706人の湖北籍労働者が紹興に受け入れられたことになる。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年3月20日
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