
「中国でも最も寒い町」と呼ばれている黒竜江省大興安嶺呼中区では今月10日、大雪が降り、山の木は雪化粧に覆われ、冬の童話の世界に戻ったような絶景が広がった。人民網が報じた。
呼西タワーのスタッフは、「今朝起きて見ると、山一面銀世界になっていた。初め降っていた小雨が雪になり、当たり一面が雪化粧となった。最も多い所で、雪が10センチ以上積もった」と話す。

山や川が新緑で輝き、万物がよみがえる初夏の5月に、呼中区の街中で雨が降り、山間部でこれほど大雪になるのは珍しいという。
黒竜江省大興安嶺興安の最高峰にある呼中区は、中国の「ハイマツの里」、「紅毛柳の里」、「キクラゲの里」と呼ばれている。標高は平均810メートル、年間平均気温は氷点下4.3度で、無霜期間はわずか約80日、気温の最低記録は氷点下53.2度で、中国観測史上の最低記録だ。そのため、同区は「中国でも最も寒い町」と呼ばれている。

画像は大興安嶺呼中区党委員会宣伝部が提供。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年5月12日
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