三峡集団が9日に発表した情報によると、三峡集団所属の長江本流6カ所のカスケード式水力発電所(三峡発電所、葛洲壩発電所、渓洛渡発電所、向家壩発電所、烏東徳発電所、白鶴灘発電所)の全96基が7日午後8時、初めてフル稼働した。ピーク時の総出力は5201万kWにのぼった。中国新聞網が伝えた。
中国の複数の地域で最近、猛暑が続いている。これらの発電所はフル稼働し、クリーンエネルギーを華東、華中、南方などの地域に送電している。6月11日から7月6日だけでもこれらの発電所の累計発電量は178億5000万kWhにのぼり、広東省や浙江省などの送電保証の圧力を効果的に和らげた。
烏東徳発電所のすべての発電機、白鶴灘発電所の発電機第1弾の稼働・発電に伴い、三峡集団の長江本流の「クリーンエネルギーのエンジン」が今年6月時点で6カ所に、発電機の数が96基に増え、全体的な設備容量は昨年年初の4549万5000kWから5769万5000kWに増えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年7月12日