有人宇宙船「神舟12号」の宇宙飛行士が、軌道上で生活を始めてからすでに1カ月余りになる。四川省の多くの天文愛好家は17日夜、四川省の上空を通過する中国の宇宙ステーションを撮影したとコメントした。
四川天文科学普及学会の理事である劉聡氏は、「17日午後9時10分から15分の間に、成都市の夜空をかすめた最も明るく輝く『星』は、中国の宇宙ステーションだった。通過する宇宙ステーションを撮影するためには、天の時と地の利が必要だ。四川盆地がなかなかいい天気に恵まれず、この半月にわたり、成都市では夜になると雨が降っていた。晴れの日も必ず宇宙ステーションが通過するわけではなく、撮影できたのは実に非常に幸運なことだ」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年7月20日