「一帯一路」·長城国際民間文化アートフェスティバルが開幕

「国の交わりは民の相親しむに在り、民の相親しむは心の相通ずるに在り」と言われているように、民間の交流は極めて重要だ。河北省人民政府と中国文化・観光部（省）が共同で開催する「2021『一帯一路』（the Belt and Road）·長城国際民間文化・アートフェスティバル」が今月15日夜、河北省廊坊市のシルクロード国際アート交流センター（以下、『シルクロードセンター』）と秦皇島市で開幕した。人民網が報じた。

東方演芸集団による大型パフォーマンス「美美与共」がカラフルなライトを浴びながら披露され、フェスティバルが開幕。人々の素晴らしい生活に対する憧れが込められたこのパフォーマンスを通じて、東洋の人的・文化的美しさ、自然の美しさ、多彩な世界文明の美しさが表現された。

フェスティバル開催期間中、メイン会場となる廊坊市のシルクロードセンターでは、「美美与共」のほか、世界的にも高く評価されているアゼルバイジャンの名作クラッシックオペラ「The Cloth Peddler」（コンサートバージョン）、国家京劇院の名作京劇「八仙過海」、「赤桑鎮」、「大登殿」などバラエティに富むイベントが開催される。その他、「百年百芸-民間文化アート展」、「演化-公共の未来」「鄔建安個展：海よ、砂丘よ」、「妙造自然——斎白石書画芸術」などの特別展も開催される。

フェスティバルでは、国際民間アートカーニバルやオンラインエキシビションなども計画されている。オンラインエキシビションでは、「演劇の約束」、「舞動シルクロード」、「シルクロードの音」の3つのコーナーが設置され、コンテンツ23項目が用意されている。閉幕パフォーマンスは「多彩な永遠·シルクロードフルオーケストラコンサート」だ。

秦皇島市のサブ会場では、「開幕式・パフォーマンス」、「万里の長城の麓で無形文化遺産について語る」、「万里の長城コンサート」、「万里の長城の美・写真展」が同時に開幕する。開幕式・パフォーマンスでは、厳選された各地民謡のパフォーマンスや代表的な国家級無形文化遺産のパフォーマンスなどが行われ、万里の長城文化のより緊密な交流が促進される。「万里の長城の麓で無形文化遺産について語る」では、8大イベントが計画されており、無形文化遺産の作品展示、無形文化遺産の技術、特色あるグルメ・有名曲芸家の展示・パフォーマンスなどを通して、一人でも多くの人に万里の長城について知ってもらい、そこに足を運んでもらうことが期待されている。「万里の長城コンサート」では、万里の長城を讃える曲目をメインに、共産党や祖国、人民、英雄を讃える名曲を組み合わせ、音楽の祭典を披露する。「万里の長城の美・写真展」では、万里の長城遺跡の代表的な景観を、中国全土から寄せられた万里の長城の写真を通して、十分に表現し、オンラインとオフラインで万里の長城の美しい風景や奥深い文化を伝え、万里の長城文化を継承し、その精神を発揚していく。（編集KN）

「人民網日本語版」2021年9月17日