中国気象局によると、今月23日から26日にかけて、中国中・東部エリアに寒波が襲来し、「急速冷凍」モードに入ることになりそうだ。
今回の寒波は、北から南に移動する形で、中国中・東部エリアに襲来し、ほとんどの地域で気温が6度から10度ほど急降下しそうだ。
うち、内蒙古(内モンゴル)自治区中・西部や華北北部、西部、黄淮東部、江淮東部、江南東部と西部、貴州省東部、湖北省西部、陝西省南部などでは、気温が12度から14度ほど下がり、局地的には14度以上下がると予想されている。
この2021年最後の寒波襲来は、南方エリアにも影響を及ぼし、今シーズンの冬の最低気温を記録しそうだ。27日と28日の早朝は、最低気温0度のラインが、江南南部から貴州南部一帯にまで下がり、今シーズンの冬で最も南下することになる。
23日から26日にかけては、華北中・南部、及びそれより南のほとんどの地域で雨や雪の天気となりそうだ。雨・雪となる範囲は広いものの、それほど強くはなく、西寄りになり、西南エリアや湖北省、湖南省などが中心になりそうだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年12月23日