中国科学技術大学は6日の取材に対して、同大の潘建偉院士及び同僚の彭承志氏、陳宇翱氏、印娟氏らがこのほど、量子科学実験衛星「墨子号」を利用して、地球上の1200キロ離れた2つの地点の間において、量子状態の遠隔転送に成功し、グローバルの量子情報処理や量子通信ネットワークの構築に向けて重要な一歩を踏み出したことを明らかにした。新華社が伝えた。
量子テレポーテーションを利用した遠距離の量子状態転送は、量子通信網を構築するための重要なチャンネルとなる。ただ、その実現の過程で、量子もつれの配布の距離と質はチャンネルの損耗や量子デコヒーレンスといった要素の影響を受けるため、テレポーテーションの距離の限界をいかに打破するかが、世界の量子通信研究の中心的な問題の一つとなっている。
中国が打ち上げた世界初の量子科学実験衛星「墨子号」は、人類が遠距離量子通信を実現するための新しいプラットフォームを提供している。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年5月7日
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