
有人潜水船支援母船「探索2号」が有人深海潜水船「深海勇士」号を搭載し、11日に海南省三亜市に帰還した。2022年度深海現場科学実験ステーション第1航行段階の任務である深海現場実験室の南中国海冷泉エリアにおける海上試験任務が無事終了した。
同航行段階は中国科学院深海科学・工学研究所が企画したもので、主要任務は、中国科学院A類先導特定プロジェクト「深海・深淵スマート技術及び海底現場科学実験ステーション」によって研究・製造された深海現場実験室の海上試験だ。深海現場実験室は複数の科学研究機関が共同参加したもので、深海MEMSガスクロマトグラフ、深海分光計、深海質量分析計など、複数の高性能センサー探査機を搭載。今回の海上試験により、同システム及び設備の水中性能と、長期運営の信頼性を検証した。
深海現場実験室の海上試験任務を終えると同時に、深海勇士号が南中国海冷泉エリアで冷泉流体浸出の生態環境効果の科学調査を行った。そして「海馬」冷泉エリア及びその北東方向で新たに発見された2カ所の活動中の冷泉エリアの複数の重要な流体、沈積物、生物サンプルを取得するとともに、深海現場実験室により、うち1カ所の浸出口の流体成分や微生物群落などに対して72時間の現場観測を行った。
中国科学院深海科学・工学研究所の杜夢然研究員は、「この3カ所の冷泉は、流体活動規模、浸出ペース、生物群落の特徴が大きく異なることが分かった。海馬冷泉エリアの流体の活動も以前と比べ明らかに弱まった。この3カ所の発育段階が異なる冷泉エリアを通じ、得られた動画及びサンプルの比較対照研究を行い、各冷泉エリアの発育法則を認識することにより、南中国海の冷泉及び水和物の基本的な発育法則及び特徴を体系的に認識する」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年5月12日
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