
今年7月1日以来、江南エリアや江淮エリア、江漢エリア、四川省、重慶市などでは雨が少なく、猛暑が長期間続いたため、気象学的干ばつが深刻化している。8月18日の時点のモニタリングでは、江蘇省南部や安徽省南部、湖北省西部、浙江省の大部分、江西省、湖南省、貴州省の大部分、重慶市、四川省の大部分、西蔵(チベット)自治区中・東部といった地域で、中度以上の気象学的干ばつ、局地的に深刻な干ばつが観測されている。
上記の干ばつ発生エリアでは今後3日間も猛暑で、雨が少ない状態が続くと予想されており、気象学的干ばつがさらに深刻化しそうだ。中国中央気象台は今月18日午後6時、気象学的干ばつ黄色警報を発令した。気象学的干ばつ警報が発令されるのは今年初めてとなる。
中央気象台が発表している関連の対策ガイドは、上記の干ばつ発生エリアは、天候の変化に細心の注意を払い、条件が整い次第、人工降雨作業を適時展開するようにとしている。また、浙江省や江西省、湖北省、湖南省、四川省、重慶市といった地域の一部エリアでは、森林火災が発生しやすい状況になっており、対策を強化する必要がある。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年8月19日
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