長年の模索を経て、長江デルタエリアの大気の質予報が今週から正式に発表されるようになった。今後、上海市、江蘇省、浙江省、安徽省からなる3省一市の7日間の大気の質予報図が毎週発表されることになる。地方レベルで、複数の省級行政エリアが共同で大気の質予報を発表するのは、これが初めてのことだ。人民日報が報じた。
長江デルタの大気の質予報は、データビジュアライゼーションの形で、向こう7日間の長江デルタエリアの大気の質予報と、翌日の長江デルタエリアの地級市(省と県の中間にある行政単位)以上の都市の大気の質予報図が発表される。予報図は上海市、江蘇省、浙江省、安徽省の生態環境当局の微信(WeChat)公式アカウント「美麗長三角」の特設コーナーで発表される。
長江デルタエリア大気の質予報センターは、長江デルタエリアの400ポイント以上での大気の質の日常的モニタリングデータ、大気特別ポイント約10ヶ所、約2000ヶ所の重点汚染源オンラインモニタリングデータ共有をベースにして、三省一市の生態環境当局がビデオ会議で、大気の質の予想について協議するよう手配し、統一された予測、予報規範に基づいて、向こう7日間の大気の質の移り変わりを判断することになる。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年8月17日