中国の学校は9月から新学期を迎える。湖北省武漢市の珞珈山に位置する武漢大学には今月18日、入学手続きのために登校した新入学部生7393人の姿があった。
武漢大学は23日、「珞珈愛医基金管理委員会は、今年も約束通り、2020-22年に大学に合格する全日制学部の新入生のうち、2020年に湖北省において新型コロナウイルスと第一線で闘った同省と、支援のために他の省からやって来た医療従事者の子供を対象に、1人当たり1万元(1元は約19.95円)の支援金を給付する」と発表した。
支援金1万元が支給されるのは今年で3年目となる。湖北省や支援のために同省にやって来た第一線の医療従事者が新型コロナウイルスとの闘いにおいて払った努力や犠牲に感謝を示すべく、武漢大学は2020年2月、それら医療従事者の子供で、2020年に中国大学統一入学試験(通称「高考」)を受けて同大学に合格した学生を対象に、1人当たり1万元の支援金を支給することを決めた。20年と21年には、大学生86人に支援金が支給されてきた。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年8月25日