1月21日から27日にかけて春節(旧正月、今年は1月22日)に合わせた7連休となった中国では、多くの人が帰省して、一家団欒を楽しみながら新年を迎えた。「祝祭日のたびに1.5キロは太る」と言われているように、7連休が終わり、「ダイエット」を決意している人も多いのではないだろうか。中国青年報社社会調査センターがこのほど問巻網と共同で、2008人を対象に実施した調査では、回答者の78.1%が「最近オンラインフィットネスを始めた」と答えた。中国青年報が報じた。
北京のある大学に通う女子大生・易蓮さんは今も四川省にある実家で連休を満喫中だ。「春節期間中にかなり太ったので、最近オンラインで2回運動した」と話す。また、山東省済南市の董浩さんも、「春節が明け、仕事が始まったばかりでやることはそれほどない。そこで今のうちにと、オンラインフィットネスを再開した。春節期間中についてしまった脂肪を落としたいので、全身のストレッチや腹筋運動をしているほか、友達と一緒にオンラインフィットネスをして、互いにチェックし合っている」と話す。
調査では回答者の78.1%が「最近オンラインフィットネスを始めた」と答えた。具体的には、回答者のうち90後(1990年生まれ、81.4%)が最も熱心にフィットネスをしており、以下、00後(2000年以降生まれ、77.0%)が続いた。
また回答者の50.6%が、「新型コロナウイルス感染拡大期間中にフィットネスの習慣ができた」、36.5%が「ずっと運動する習慣がある」と答えた。一方、12.9%が「まだ運動の習慣はない」と答えた。
73.2%「オンラインフィットネスを続けるとライフスタイルが健康的に」
易さんは、「オンラインフィットネスを始めて、キャンパスライフが充実し、友達との仲も深まった。みんなと一緒にフィットネスするととても楽しい。これは大学時代の忘れられない思い出となるだろう」とし、「運動し終わった後、筋肉痛になるものの、毎日続けていると体調の変化を感じる。2年前の写真と比べると、猫背が治ったし、お腹もへっこんだ。運動すると気分転換にもなり、気分がすっきりする。毎回、運動し終わった後は、とてもすがすがしい。また、退屈な時に運動すると充実感を得られる」と話す。
昨年、オンラインフィットネスが大流行し、呉暁薇さんはアプリをダウンロードして、過体重になってしまった9歳の子供と共に、フィットネスを始めた。今では、一家全員でオンラインでスポーツを楽しんでいるといい、「オンラインフィットネスにより、いろんなことが変わった。まず、体が健康になり、動きが身軽になった。そして、眠りの質も改善し、気分もとても良くなった。次に、子供と一緒にフィットネスをするようになって、子供との関係も良くなり、一つの事を続けることを教えることもできている」と話す。
オンラインフィットネスを続けると、どんなメリットがあるのだろうか?回答者の73.2%が「ライフスタイルが健康的になった」、66.6%が「気分が良く、元気いっぱいになった」、50.8%が「生活が充実した」、26.9%が「家族の雰囲気がすごく良くなった」と答えた。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年2月3日