国際水泳連盟(FINA)飛込ワールドカップ(西安)は今月16日、陝西省西安市の西安オリンピックスポーツセンターの水泳・飛込館で最終日を迎え、中国が金メダルを独占した。中国は金メダル9個と銀メダル2個を獲得し、メダルランキングでトップとなった。新華社が報じた。
4月16日、表彰台に立つ金メダリストの中国の陳芋汐選手(写真中央)、銀メダリストの中国の全紅嬋選手(写真左)、銅メダリストの英国のスぺンドリーニ・シリエックス選手(撮影・張博文)。
16日、中国は金メダル3個と銀メダル1個を獲得した。女子10メートル高飛び込みでは、中国の陳芋汐選手が431.20ポイントで優勝、全紅嬋選手が423.50ポイントで2位だった。3位は英国のスぺンドリーニ・シリエックス選手で、360.30ポイントだった。
試合後、陳選手は、「アスリートは常により高い目標を目指している。現状維持では、後退しているのと同じ。今後も練習を重ね、次の試合でも良い成績が納められるようにしたい」と、勝って兜の緒を締めた。
4月16日、素晴らしい演技を披露した楊昊選手(撮影・張博文)。
男子10メートル高飛び込みでは、中国の楊昊選手が574.40ポイントをたたき出して優勝した。2位はウクライナのオレクシー・セレダ選手で、518.30ポイント、3位は日本の玉井陸闘選手で、433.80ポイントだった。
今大会最後の種目となった団体戦では、中国が469.35ポイントで危なげなく金メダルを獲得。以下、ドイツ425.35ポイント、英国420.15ポイントと続いた。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年4月17日