工業・情報化部(省)の責任者は18日に開幕した中国国際ソフトウェア発展会議で、「中国のソフトウェア産業は2012年以降に急速に発展し、コア技術のブレイクスルーが続き、産業規模の年平均成長率が16%にのぼった」と述べた。
工業・情報化部の統計によると、22年の中国のソフトウェア業務の売上高は前年比11.2%増の10兆元(1元は約19.6円)を突破し、成長率がGDP成長率を8.2ポイント上回った。今年1-2月のソフトウェア製品の売上高は3379億元。うち産業用ソフトウェア製品の売上高は前年同期比13.6%増の390億元。
中国科学院の銭徳沛院士は、「産業用ソフトウェアは急発展の段階を迎えており、すでに複数年にわたり業界全体の成長率を上回っている。特にインダストリアルインターネットなどの新型情報インフラの建設と応用は、デジタル経済コア産業を成長させただけでなく、同時に、集積回路及び産業用ソフトウェアの質の高い発展を推進した。また、より多くの新しい業態とモデルを育成した」と述べた。
工業・情報化部は、「重要ソフトウェアの研究開発と応用を加速させ、重要コア技術の研究開発に取り組み続け、重要ソフトウェア製品及びサービスの供給能力を強化し、産業チェーン・サプライチェーンの強靭性と安全水準を全面的に高めていく計画だ」とした。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年4月21日