浙江大学の劉東紅教授と陳軍教授が率いる細胞培養魚肉チームと大連工業大学の朱蓓薇院士のチームはこのほど、幹細胞分離、工場化培養、組織化構築の技術により、中国初のセンチメートル級細胞培養フウセイ人工魚肉の合成に成功したと発表した。成長期間は17日。この人工魚肉は、生の魚のような匂いがし、色合いが白く、弾力性があるなど、自然のフウセイの肉とそっくりだ。
劉氏は、「この技術は将来的に、食卓の肉製品と動物性タンパク質の供給により多くのサポートを提供する可能性がある。そして海洋魚類資源の保護に対しても重要な意義を持つ」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年5月17日