2022年8月に撮影された青海省海南州塔拉灘太陽光発電パークの一角。(資料画像)撮影・張進剛
第24回中国・青海グリーン発展投資貿易商談会「一流の太陽光発電産業の質の高い発展」フォーラムが22日、青海省西寧市で行われた。中国国家エネルギー局新エネルギー・再生可能エネルギー司の李創軍司長はあいさつの中で、「中国の新規太陽光発電設備容量は10年連続で、新規総発電設備容量は8年連続で世界一となっている。今年上半期の累計設備容量は4億7000万kW以上で、中国で設備容量が2番目の電源となった」と述べた。中国新聞網が伝えた。
中国太陽光発電業界協会の王世江秘書長は、「中国の新規太陽光発電設備容量は2022年10年連続で世界一となった。23年上半期の新規太陽光発電設備容量は前年同期比で154%増加した」と述べた。
中国国家エネルギー局のデータによると、今年6月末現在の中国の累計発電設備容量は前年同期比10.8%増の約27億1000万kW。うち太陽光は同39.8%増の約4億7000万kW、風力は同13.7%増の約3億9000万kW。太陽光発電はすでに中国で、設備容量が石炭火力発電に次ぐ第2の電源になっている。
李氏は、「中国の太陽光発電量が持続的に増加し、消費・利用が全体的に高い水準を保っている。上半期の全国の太陽光発電量は前年同期比約30%増の2600億kWh以上で、平均利用率は98%に達した。技術水準が持続的に上昇し、業界の持続的なコスト削減と効果の向上を推進している。産業の各部分、特にシリコン材料の部分の生産能力が十分に引き出され、太陽光発電の開発・建設コストが持続的に低下し、太陽光発電業界の大規模で質の高い飛躍的な発展のための有利な条件を作り出している」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年7月24日