习专栏

中国の高齢化率が18.7%に 中年・高齢者になってからの運動でもメリット

人民網日本語版 2023年07月28日15:21

第7回全国国勢調査の統計によると、中国の60歳以上の高齢者人口は2億6400万人で、高齢化率は18.7%に達している。高齢化がさらに深刻化しているのを背景に、高齢者の健康問題に注目が集まっている。

「健康中国」国家戦略や高齢化に積極的に対応するための国家戦略の実施を推進し、国家戦略「国民健康づくり計画」を着実に進めるべく、中国国家衛生健康委員会や国家体育総局、国家中医薬局は今月24—30日、「科学的な健康づくりで高齢者の健康を促進」をテーマにした「2023年全国高齢者健康宣伝ウィーク活動」を展開して、高齢者向けの健康知識の宣伝と普及を行い、高齢者のヘルスリテラシーや健康水準を確実に高めるよう取り組んでいる。

上海市では24日午前、「2023年上海市高齢者健康宣伝ウィークテーマ活動のオープニングセレモニー及び上海健康大講堂」が開催。このイベントで、高齢者が毎週少なくとも150-300分の中強度の有酸素運動、または75-150分の高強度の有酸素運動をすると、老化防止や病気予防に役立つことが明らかにされた。運動の一環として、高齢者は毎週少なくとも3日間、ストレッチや太極拳、気功、ダンスなど、機能バランス維持と筋トレをメインとした、いくつかの要素を組み合わせた運動をすると良いという。

復旦大学附属華山病院運動医学科の戈允申副主任医師によると、慢性疾患が中国人の主な死因になっており、全体の86.6%を占めている。ほぼ全ての慢性疾患のリスクファクターには、運動不足など不摂生な生活習慣が含まれている。しかし、そのようなリスクファクターは改善が可能だ。長期間、規則正しい運動の習慣を保つことで、身体能力低下防止や老化防止、生理機能の改善などにつながるほか、約70%の慢性疾患の予防・抑制も期待できる。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年7月28日

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