国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)は26日に発表した2023年度の「グローバル・エデュケーション・モニタリング(GEM)レポート」で、教育機関におけるスマートフォンなどモバイルデバイスの過度の使用に警鐘を鳴らしている。新華社が報じた。
同レポートは、「デジタル技術の大きな進歩により、世界は急速に変化している。過去20年の間に、学習者や教師、教育機関は、デジタル技術ツールを幅広く利用するようになった。しかし、デジタル技術を不適切、または過度に利用すると、教育に悪影響を及ぼす」と指摘している。
そして、国際評価データを引用して、情報・通信技術を過度に使用すると学生の成績に悪影響が及ぶと指摘している。例えば、世界14ヶ国における研究によると、モバイルデバイスが近くにあるだけで学生は集中力を失ってしまい、学習に悪影響が及ぶことが分かったという。その他、一部の教師は、「タブレットPCやスマートフォンを使うと、授業の管理が難しくなる」との見方を示している。一方、現時点で、学校におけるスマートフォンの使用を禁止している国は4分の1以下しかない。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年7月31日
フルーツ40トンを無料配布 雲南省芒市
上海交通大学の合格通知書に込められた一滴の「水」への思い
パンダの竹割りスタイル比較!
五星紅旗を掲げて表彰台に立った台湾地区のテコンドー選手
「氷の波」が岸に寄せる絶景 新疆・賽里木湖
中国の海洋掘削船用北部埠頭の運用がスタート 山東省
中国の高齢化率が18.7%に 中年・高齢者になってからの運…
河北省の北三県と北京市内結ぶ通勤快速バスが運行1周年
華僑ライダー9人がローマからバイクでシルクロードを通って西…
一日三食、どれを抜くのが最も「致命的」?