レスリー・チャン逝去10周年 知られざる事実
1日は張国栄(レスリー・チャン)が香港のマンダリンオリエンタルホテルの屋上から飛び降り自殺してから10周年を迎える日だ。ファンの中には、張国栄が「月は我が心」(中国名:月亮代表我的心)の歌を借りて、同性の恋人であった唐氏に告白したことや、焼豚飯に塩卵半個を載せて食べるのが大好きだったというエピソードを知っている人はいるかもしれない。香港メディアは、このほど張国栄の88個の知られざるささやかな事実についてまとめ、スーパースターだった張国栄の平凡な素顔を浮き彫りにしている。例えば、「もしあなたが女性なら、すべての男性があなたを自分のものにしたいと思うはず」。これは、「さらば、わが愛/覇王別姫」の撮影時、香港のデザイナー劉培基氏が虞姫の扮装を披露した張国栄に言った言葉だ。ここでは張国栄にまつわる秘め事88個のうち50個を紹介する。
1.「兄さん」
張国栄と林青霞(ブリジット・リン)が「白髪魔女傳」(90)を撮影しているとき、衣装決めの際に張国栄が林青霞に「姉さん、すごくきれい!」と言ったのに対し、林青霞が「兄さん、あなたこそすごくきれいよ!」と返した。これが張国栄が兄さんと呼ばれるようになった由来だ。
2.英語名
張国栄の英語名がレスリー(Leslie)であることは皆知っていること。しかし、張国栄は時にボビー(Bobbie)とも名乗っていた。
3.アイドル
張国栄はなぜレスリーと名乗っていたのか?なぜならイギリス俳優のレスリー・ハワード(Leslie Howard)のファンだったから。
4.試験の成績2位
張国栄は幼稚園の受験を2位の成績で合格した。父親は褒美として数香港ドルを張国栄に与えたが、張国栄はそのお金を玩具やお菓子に使うのではなく、それでレコードを購入したのだという。
5.ベッドから落ちる
張国栄は幼い頃、2段ベッドの下で寝ていた。ある日、いたずらで上のベッドで寝ていたところ、7番目の兄がベッドの板を足で持ち上げたため、張国栄は上段ベッドから床に落ちてしまったという。
6.ビー玉遊び
幼い頃、屋上でビー玉弾きが大好きで、膝が擦りむけるのもお構いなしでビー玉弾きに熱中した。また、竹串やメンコ遊びにも熱中したという。どれも60、70年代生まれに共通する幼少期の思い出だ。
7.溺死寸前に
6歳の頃、水遊びをしていると、大きな波がやって来て、頭から水中に沈んでしまった。なんとか必死で水面に浮かび上がったが、すでにたくさんの海水を飲んでしまった後だった。