李宗盛が7年ぶりに公演
李宗盛(ジョナサン・リー)が7年ぶりにコンサートを行い、数多くのファンが「それぞれの心の中のあの李宗盛」の姿を見るために訪れた。李宗盛は新たな編曲や新しい感覚で名曲を歌い、そして「開演前に皆の拍手を聞いて涙が出そうだった。台北はなじみの人ばかりなので、気持ちが抑えられず、単なるショーとは思えない」と語った。コンサート開始後から彼は何度も気持ちの高ぶりを抑えることができず、「何度も間違えた」と述べた。中国新聞網が台湾地区の聯合報の報道として伝えた。
李宗盛はコンサートでは黒っぽい服装やダンス服という姿になる必要はない。彼は首を縮めてギターで爪弾いたり、目を閉じて歌に没頭したりする姿が、25のピンホールレンズを通じて大画面に映し出された。李宗盛は人生を知り尽くした成熟した男の魅力を発散させ、「50歳以降の自分が好きだ。リラックスできる」と語った。
彼は今回、この2曲が今の彼の心境に一番合うとして、楊宗緯(アスカ・ヤン)のために作った「因為単身的縁故」、江◆(ジャン・ホェイ)のために作った「晩婚」を歌った。しかし最も印象的だったのは新曲「山丘」で、成熟男性の歌は会場の中年世代を中心とするファンの共感を呼び、金曲賞の年度歌曲「給自己的歌」がさらに気持ちを高めた。
28日夜には李宗盛の90歳になる母親と娘の一人が会場に姿を見せた。五月天(メイデイ)が花を贈っただけでなく、石頭(ストーン)と瑪莎(マサ)も日本から戻り、張艾嘉(シルヴィア・チャン)も夫と訪れ、張清芳(ステラ・チャン)は友人ら100人を引き連れて姿を見せた。会場には成龍(ジャッキー・チェン)、梁朝偉(トニー・レオン)、劉嘉玲(カリーナ・ラウ)らから贈られた花も見られた。(編集YH)
◆は草かんむりに恵
「人民網日本語版」2013年9月30日