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「中国人留学生の多くは帰国しない」は嘘 (3)

留学生の7割が帰国

 浙江大学教育学院の徐小洲・教授は、次の通り指摘した。

 歴史的にみて、韓国・日本・米国ではいずれも、留学生の『逆流現象』が起こっている。逆流の原因はさまざまだが、総じて言えば、まず国家が強大になったことによる。中国の発展の可能性は極めて大きく、留学帰国組の多くは、海外とはほとんど差がない一流都市で就職する。別の主な原因は、彼らが中国文化を再認識したことによるものだ。この他にはもちろん、世界金融危機が到来した後、留学生が海外で満足できる仕事を見つけることが困難になったという理由もある。

 ○国内の経済状況が向上、私費留学生が増加

 教育部留学サービスセンターの統計データによると、中国の各種留学生(国家、企業派遣、私費)の総数は、2008年が17万9800人、2012年には39万9600人に達し、年約20%のペースで増え続けている。同センター帰国処の齊黙・処長は、留学生数が増加の一途を辿っている情況について、「公費留学が多勢を占めていた改革開放初期の頃とは違い、現在は私費留学が主流になっている。2009年にはわずか2%だった私費留学生の割合は、2010年には32%まで上昇した」と分析した。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年12月6日

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宮田聡美   2013-12-06113.96.117.*
私の知る限り、日本に残る留学生というのは、特に日本でやりたい仕事があり、日本でしかるべき社会的地位や財産なりを得た人ぐらいで、これはそう多くないです。優秀な人は日本を足場に欧米に行きます。移民目当てです。その他は、遊んでばかりで勉強せず、中国に帰っても競争に勝てる自信がない人も、けっこういます。また、留学生ではないですが、アメリカに移住して十年以上で、国籍もとり、事業も家ももって安定した身で、中国に帰りたい人もいます。理由はズバリ、アメリカは経済的にも福祉や医療、治安等の面でますますダメで、それならやはり中国がよいと再認識したからです。
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