2013年12月27日  
 

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人民網日本語版

春秋寨

 2013年12月27日14:06
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春秋寨

 春秋寨は南漳県南西部に位置する荆山の奥深くにあり、専門家から「中国で最も美しい山の砦」と称された。現在は省級文物保護単位で、年内に国務院から「国家級重点文物保護単位」に指定される見通しだ。言い伝えによると、「春秋五覇」の一つである楚国が外敵の侵略に備え砦を築き、東漢末年に関羽がこの地で夜に「春秋左氏伝」を読みふけった。後の世の人々はこれを記念するため砦に春秋楼を建設し、「春秋寨」と呼ばれるようになった。

 2006年に権威ある地理学術誌「中国国家地理」がこの地を詳細に伝え、「新華社毎日電訊報」、「半月談」、「旅行家」が長編記事で紹介し、中国中央電視台(CCTV)7チャンネル「郷土・南漳行」でも紹介された。「新華網」の南漳県のページでは、春秋寨がトップページに掲載されている。上述した報道は全国・世界でセンセーショナルを巻き起こした。春秋古山寨群は今春、全国第3回文物国勢調査の、「100大新発見」に入選した。

 春秋寨は海抜270メートル、全長約500メートルに達する。建築面積は約8000平方メートルで、北碉楼が一つ、石造りの部屋が約150部屋現存する。三方向を水に囲まれ、絶壁に両脇を挟まれており、雄・険・奇・秀の特長を持つ。

 武漢三特索道公司は一昨年に1億1800万元を投じ、春秋寨の開発を実施した。現在は第1期の施工を完了しており、昨年10月に正式にオープンした。今年4月より第2期の開発工事を開始し、現在すでに第2期の準備作業の計画を終えている。

 「人民網日本語版」2013年12月

 春秋寨の向かいに位置する望月山には、全長1000メートル(往復30分)、ゴンドラ数99台のロープウェイが建設された。


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