商務部(商務省)は24日、中国企業の対外貿易ブランド構築の全体的な情況を明らかにした。それによると、「メードインチャイナ」(中国製造)ブランドの海外での認知度と輸出に占める独自ブランドの割合が、いずれも大幅に上昇したという。「京華時報」が伝えた。
同部によると、これまで対外貿易企業は輸出に占める独自ブランド製品の割合が低かったが、そうした情況は目立って改善され、独自ブランドの輸出力が著しく向上した。同部が今年行ったサンプル調査によると、対象企業630社のうち、独自ブランドをもつところが70%を超え、輸出額に占める独自ブランド製品の割合は39.7%、独自ブランドの輸出の利益率は平均12.4%に達した。
また国際市場で名の知られた中国の対外貿易ブランドが徐々に増えている。市場コンサルティング会社のミルウォード・ブラウンが発表する世界で最も価値あるブランド上位100ランキング(BrandZ)をみると、2006年は中国ブランドは中国移動(チャイナモバイル)だけだったが、12年は13ブランドがランク入りした。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年12月26日