2013年12月27日  
 

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人民網日本語版

堯治河村

 2013年12月27日14:37
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堯治河村

 堯治河村は房県、神農架、保康県の境界に位置し、馬橋鎮から32キロ、県城から147キロ離れている。村全体は4組に分かれ、164世帯に669人が住んでいる。面積は33.4平方キロメートル、耕地面積は1400ムー。標高は平均1650メートルで、「山が多く、家を出てすぐ坂がある」、「四月は雪、八月は霜」が現地の自然環境を如実に表す言葉となっている。

 堯治河村は1988年になっても「食料は自給自足で、ぼろ布をまとい、照明はランプを使い、あばら屋に住む」状態だった。村全体の一人当たりの食料は150キログラム未満、平均収入は300元未満で、道路もなければ電気もなかった。この絶望的な苦境の中、堯治河村の人々は諦めようとしなかった。

 1988年より、村党委員会は村人を率い、熾烈な生存環境に戦いを挑んだ。愚公山を移すの意志と精神により、山を切り開き道路を築き、岩を爆破し鉱物を採掘し、ダムを築き電力を供給し、畑を改良し、工場を建設した。十数年間の苦しい創業と高度発展を経て、ついに貧困のレッテルをはがし、貧困・辺境・寒村の発展の奇跡を創造した。1998年には保康県の「首富村」(最も豊かな村)になり、全省500強入りを果たした。2007年末の全村工業・農業総生産額は3億2000万元に、農民の平均純収入は5100元に、村級固定資産は6億元以上に達した。経済力が強化され、人々の生活水準が大幅に引き上げられた。70%以上の農家がマンションか一戸建て住宅に住み、全体的な貧困脱却の目標を実現した。村は「七通八無」、つまりすべての家に道路、電力、水道、ラジオ、テレビ、電話、バスがつながり、負担、刑事事件、計画外の生育、陳情、教育を受けていない児童、封建時代の迷信、違法な布教活動、ポルノ・賭博・麻薬がなくなった。村党委員会は省・市・県の「先進基層党組織」、「五好村党支部」として評価された。2011年には「全国先進基層党組織」に、2005年には「全国文明村」に選ばれた。

 村党委員会書記の孫開林氏は、全国優秀党務工作者、全国労働模範、全国農村優秀人材、全国十大優秀村官、省十大傑出青年、優秀共産党員、十佳村党支部書記に選ばれ、省第9期人民代表大会代表、第8回中国共産党全国代表大会代表、第10期全国人民代表大会代表となった。関連情報が「求是」、「中華児女」、「人民日報」、中国中央電視台(CCTV)などの党機関紙・季刊誌、党のテレビ局によって伝えられた。貧困状態に陥っていた村が徐々に豊かになり、原始的な状態から現代文明化を実現し、封鎖から開放・開発に向かい、単一的な経済構造から多元化発展に変わった。村民全体が社会主義新農村建設に向かい邁進している。

 「人民網日本語版」2013年12月


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