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「不易流行」を実践する反逆のいけばな師 大坪光泉氏<文字版> (3)

清華大学でのいけばな講演会

 --多くの中国人は中国にいけばながあり、それが日本よりもずっと古い歴史を持っていることを知らないそうですが、中国のいけばな界の現状はどういったものなのですか?

 例えば北京だと、気候的な問題や社会的な問題で、いけばなを日常的に生けるという環境はまだ出来ていません。一般市民にとって鮮花は高いですし、花はもっても3日間ほどなので非常にぜいたく品です。いけばなを習いに来る人もベンツなど高級車に乗ってくるようなお金持ちが多いです。また花屋や花生け師の労働環境も日本ほど恵まれていません。

 また、現在中国の北京、上海というと、素晴らしいホテルがどんどん出来ていますが、そのロビーに飾ってある花というのは、それに反してかなりレベルが低いです。一方、香港に行くと、レベルが高い。それは北京ではホテル側が花生け師たちに花生け料を払わないからです。花代として花屋に払うだけで、しかも値切って払うというシステムです。

 日本の場合や他の地域、例えばヨーロッパの有名ホテルでは優れた花生け師たちが、個人の名前入りで専属で花を生けています。だから、かなりレベルが高いんです。そういうシステムが出来上がらない限り、北京のホテルの花は良くはならないですね。では、ずっとこのまま行くのかというと、恐らくこのまま行くんでしょう。でも、それがもし、誇り高い花生け師が存在すれば、それがいっぺんに変わるはずなんですね。

 --誇り高い生け花師はどのように育成すればいいとお考えでしょうか?

 北京で東洋一の生け花というかフローラルアートの国立学校を設立すれば、そうすると中国のフローラルアートは一気に躍進します。わずか2、3年で変わってしまうと思います。

 ドイツには、ヴァイエン・シュテファンという国立のフラワーデザイナーの学校があって、ヨーロッパの人も、アメリカの人もそこで勉強して、卒業して、誇り高い花生け師になっていきます。そういうのが北京にあってもいいではないですか。
そうすると北京では例えば2、3年のうちに一気に誇り高い花生け師が育ちます。

 そこに日本から優秀な花生け師を呼んで、いろんな流派を変えて派遣すれば、それはとてもいいと思います。日本の生け花の流派というのは非常に排他的なので、例えば一つの流派がそこに入ったのなら、他の流派が絶対にそこに入らないように綿密に縄張りを作ってしまうんですね。そういう方法にするとあんまり良くならない。流派によって例えば古典花は得意だけど、現代ものは不得意とか、流派によっていろいろと特徴がありますから、一つの流派に限ってはいけないですね。

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