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108人の在中日本人 「それでも中国に住む理由」を語る(3) (2)

 ◆タクシー運転手 外交ではなく客を乗せるのが仕事

 日本人カメラマンの佐渡多真子さんは、中国で10年弱生活している。在上海日本国総領事館は昨年9月、数人の日本人がレストランで殴られたと発表し、日本メディアも反日デモが日本の商店や日本車を叩き壊すニュースばかりを伝えていた。佐渡さんは当時、北京で通っていたフィットネスクラブのレッスンがあり、迷った末にいつも通り参加することにした。「クラブについてから、心配する必要は全くなかったことに気づいた。中国の友人は私の回りに集まり、大丈夫だったかと気遣ってくれた。ダンスで手をつなぐとき、これまではそっと手をつなぐだけだったが、あの日私の周りの人は力強く握ってくれた」。

 釣魚島(日本名・尖閣諸島)の「国有化」問題の後、一部の日本人は中国のタクシーの乗車を拒まれた。佐渡さんは幸運だった方で、乗車を拒まれることはなかった。佐渡さんは本書の中で、「ある日タクシーに乗る前に、運転手に日本人でも構わないかと聞いた。運転手は当然だ、私の仕事は乗客を送ることであり、外交ではないからだと言ってくれた」と記した。

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