習近平主席がオランド仏大統領と会談 (2)

習近平主席は25日、オランド仏大統領の歓迎式典を北京で催した。

　両首脳は中仏交流・協力の全面的強化について意見交換し、以下の通り決定した。

　▽両国首脳の年に一度の定期会談を継続し、戦略対話を強化し、ハイレベル経済・財政・金融対話制度を構築する。

　▽原子力や航空など伝統分野の協力水準を高め、共同研究・開発、共同投資、共同生産、第三国市場の共同開発を強化する。都市化、現代農業、農産物加工、食品加工、工業の省エネ、新エネルギー、都市の持続可能な発展、衛生、デジタル化、海洋、極地などの分野で協力の新たな目玉をつくり、双方向投資を拡大し、二国間貿易のバランスのとれた成長を促す。中国はフランス製品の輸入を拡大する。フランスは中国企業の対仏投資に良好な環境を提供する。

　▽文化遺産の保護、文化財密輸の防止・取締りにおける協力を強化し、相手国の言語の自国での普及を支持し、留学生の相互派遣規模を拡大し、観光協力を促進する。来年の国交樹立50周年記念活動を共に成功させる。

　▽G20および気候変動、食糧安全保障、エネルギー資源安全保障分野で調整と協力を強化する。

　▽互恵・ウィンウィンの精神に基づき、中国・EU関係のたゆまぬ前向きな発展を促す。中国は債務問題における欧州の努力を引き続き支持する。フランスはEU内でEU・中国関係の促進に引き続き重要な役割を果たす。

　双方は「中仏共同プレスコミュニケ」を発表した。（編集NA）

　「人民網日本語版」2013年4月26日