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中露の定例合同演習にみだりにレッテルを貼ることは許さない (2)

 第3に、中露は合同演習を行なうのであり、同盟を結ぶのではない。中露が合同演習を行なうたびに、合同軍事演習を「大国の駆引き」「軍事力の再編」と「巧みに関連づけて」、「軍事同盟結成」「結束して対抗」といった人々を驚かせる論調を根拠もなしに作り出すことを好む国やメディアが常にある。だが実際には、中露合同演習が示しているのは、責任ある大国である中露両国は同盟を結ばず、対抗せず、第三国をねらわないという新型の国家関係の原則であり、いわゆる「仮想敵」もなく、互いに徒党を組む一部の国や利益集団とは本質的な違いがある。

 近年、一部の国の視点では、わが軍の一挙一動が「軍事的脅威」のレッテルを貼られている。彼らは正常な軍事演習を「威嚇」と言いなし、装備の開発・実験を「軍事力を強化して戦争の備えをする」と言いなし、列島線を越えた海軍の訓練を「海上の覇権を争う」と言いなしている。われわれを世論面で抑え込み、軍事的に封じ込めようと愚かにももくろむ行為が、そして胸に一物あるこうした国々が、中国にははっきりと見えている。

 中国は一貫して防御的国防政策を揺るがず遂行しており、中露海上合同演習は両国の友好関係を深化し、時代の潮流に順応するタイムリーな行為であり、大国の風格を示し、世界の安全と平和を維持する生き生きとした実践でもあり、両国の防衛・安保協力を必ずや新たな高みへと引き上げる。二国間および多国間の枠組みでの中露両国の軍事協力は、地域と世界の平和・安定維持にプラスの役割を発揮すると信じるに足る理由がある。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年7月4日

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