中露が日本海で合同軍事演習　第三国が念頭ではない

房峰輝総参謀長（右）とゲラシモフ参謀総長（左前）。

　中国とロシアの軍当局は1日、7月5日から12日まで日本海のピョートル大帝湾で中露合同軍事演習「海上連合2013」を行い、7月27日から8月15日までロシア・チェリャビンスクで中露対テロ合同軍事演習「平和の使命2013」を行うと発表した。新華網が伝えた。

　ロシア公式訪問中の房峰輝総参謀長（中央軍事委員会委員）が同日、ロシア軍のゲラシモフ参謀総長と合同軍事演習に関する文書を交わし、合同軍事演習実施の決定を発表した。房総参謀長はゲラシモフ参謀総長との共同記者会見で「中露両軍の合同軍事演習は第三国を念頭に置いたものではなく、両軍の訓練分野での協力を深化し、軍事行動の協調能力を高め、地域の安全・安定の維持においてプラスの役割を発揮することが目的だ」と表明した。（編集NA）

　「人民網日本語版」2013年7月2日