2013年7月5日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:15:59 Jul 05 2013

中露合同軍事演習「海上連合2013」の「6大注目点」 (2)

--中国艦隊の楊駿飛指揮官に聞く

 ■注目点2:基地から遠く離れ、保障体制もない 中国海軍が大きく試される

 「海上連合2013」は中国海軍が初めて大規模な艦隊を編成して基地から遠く離れ、保障体制のない中、海外に赴いて行なう合同演習であり、中国海軍が大きく試される。

 北海艦隊は今回の合同演習のために十分な準備をした。例えば合同演習準備弁公室を設置し、各準備作業の秩序ある実施を確保した。参加艦艇の装備・技術状態の評価および兵器・装備整備技術の質を審査し、各種整備計画を策定・整備した。各演習計画を各艦艇、各航空機、各参加要員のレベルまで細かく定めた。後方支援・装備整備の組織・管理システムを整え、参加艦艇・ヘリの装備・技術状態を良好にした。

 ■注目点3:ロシア太平洋艦隊の精鋭「空母キラー」「大洋のブラックホール」が参加

 ロシア太平洋艦隊は軍事演習「海上連合2013」に旗艦の巡洋艦「ヴァリャーク」、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」、ミサイル駆逐艦「ブイストルイ」、タランタル級ミサイル艇、キロ級通常動力型潜水艦など12隻が参加する。精鋭をことごとく派遣すると言えよう。

 「ヴァリャーク」はスラヴァ級ミサイル巡洋艦の3号艦で、ロシア海軍太平洋艦隊の旗艦だ。同艦は全方位的戦闘能力を備え、単独で対海、対空、対地、対潜作戦を行なうことができるほか、味方の空母艦隊を護衛し、同艦を中心に他の水上艦と艦隊を編成して出航することもできる。主要作戦任務は当然空母艦隊に対する攻撃であり、「空母キラー」と呼ばれる。その最も特色ある武器装備は長距離超音速対艦ミサイルSS-N-12「サンドボックス」連装発射筒8基だ。

 大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」はウダロイ級で、主に艦隊の対潜防御および作戦巡視区内の敵方原潜の探知に用いられる。世界各国の海軍の中で対潜能力が最も高い艦艇の1つだ。ミサイル駆逐艦「ブイストルイ」はソヴレメンヌイ級で、対艦ミサイルSS-N-224連装発射機2基、「SA-N-7」SAM発射機2基などを搭載する。

 今回は敵潜水艦潜航エリアの通過という重要な演習を行ない、ロシアのキロ級通常動力型潜水艦が敵潜水艦の役を演じる。キロ級潜水艦は卓越した静音技術で「大洋のブラックホール」と呼ばれる。

[1] [2] [3]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古