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三中全会の閉幕した12日夜、張立群・国務院発展研究センターマクロ経済部研究員、許耀桐・国家行政学院教授が人民網「強国論壇」で三中全会コミュニケについて語った。 |
■党建設制度改革の内容を明確化 制度によって汚職を防止
コミュニケ:「科学的執政、民主的執政、法にのっとった執政の水準の向上をしっかりと押さえて、党建設制度改革を深化し、民主集中制の建設を強化し、党の指導体制と執政方式を完全なものにし、党の先進性と純正さを保ち、改革開放と社会主義近代化建設を政治面から揺るぎなく支える」
許氏:三中全会は「しっかりと押さえなければならない6項目」を打ち出したが、その1つが「党建設制度改革」の深化だ。党建設制度改革は党の規則と制度の問題に関わる。わが党をしっかりと管理するのに必要なのは、規則や制度だけではない。この制度は1つのシステムであり、改革は必須だ。党内の法規や規範的文書には適応を欠く、協調を欠く、つながりを欠く、一致性を欠くといった問題が相当程度存在しており、見直しが必要だ。少し前に「党内法規および規範的文書の廃止と失効宣言に関する中共中央の決定」が公布された。この「決定」に基づき、1978年以降に制定された党内の法規や規範的文書300件が廃止または失効を宣言され、467件が引き続き有効とされ、うち42件が見直されることとなった。
党の指導体制も完全なものにする必要がある。今回、全局を掌握し、各方面を調整する指導の中核としての党の役割を十分に発揮するとの重要原則が打ち出された。
また、党の先進性と純正さの強化も打ち出された。先進性と純正さを強化しなければならないのはなぜか?つまるところ、われわれの制度はしっかりと機能していないのだ。今われわれが先進性と純正さをしっかりと強化するにも、相応の制度に依拠する必要がある。比較的弱い方面、比較的欠けた方面で、われわれは制度を構築し、揺るぎなく、力強いものにする必要がある。
今回の三中全会は制度構築を非常に強調した。「腐敗との闘いと清廉な政治の推進」に向けた1つの対策が、制度による腐敗防止だ。腐敗対策に関して中央紀律検査委員会は指導幹部が腐敗を望まず、腐敗をできず、腐敗の勇気をなくすようにする必要性をすでに打ち出した。三中全会コミュニケを見ると、われわれは権力運用の規範化面で努力し、権力の運用を透明化し、制度を檻の中に閉じこめる必要がある。腐敗対策には様々な方法があるが、制度を通じた腐敗対策によって初めて、常態化、科学化された腐敗対策システムを確立することが可能になる。したがって、今回の三中全会は腐敗との闘いと清廉な政治の推進の問題においても、深思熟考したのだと思う。
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